米国経済底固く、日経平均上げ渋る

デイトレ

島根県日帰りツアー

 こんにちは、無職です。法事で島根県へ行っておりました。うちのおネコ様に寂しい思いをさせないため、朝一で出かけて法事を済ませて当日戻るという弾丸ツアー。なかなかハードでした。

気分だけでも観光

法事を急いで済ませて大急ぎで帰ったのですが、おネコ様はいたくお怒りでございました。
夜中ずっと奥様のお腹の上でふみふみしていたそうです。

本日も米国指標のお話

さて米国のPMI(購買担当者景気指数)が発表されました。

8月からちょい下げの54.4。基準値の50を超えていると好調という目安、なのですが・・・
これ、中身がサービス業55.4(前月より微下げ)製造業47.0(前月より下げ)なんですよね。

各種サービスは好調だが製造業が苦戦しているとなると、経済の実体はあまり良くないのでは?と考えてしまいますが、ダウなど米国指標3兄弟は揃って上げ。ソフトランディング期待が高まりドル高円安となっています。

ちなみにユーロ圏のPMIも発表になったのですが、こちらは48.9と前月より下がった上に50割れ。
フォルクスワーゲンの工場閉鎖騒動やら、ちょっと先行き怪しい感じ。

それを受けて日本株は?

円安サポートに米経済の不安も薄れて日経平均が爆上げ!・・・と思いきや失速。

高値38,500円をつけたのですが終値は37,940円と38,000円割れ。75日線に抑えられた形。
明日もう一度超えに行きそうな気もしますが、本日23時過ぎ時点で日経先物はやや下落。
上値が重そうです。

今後の動きはどうなるか

以前に「日本株強し!日経平均大幅上昇」という記事で書きましたが

日本株は自民党総裁選に伴う衆院選のアノマリーがありまして、誰が総裁になるかにもよりますが11月ぐらいまで上げ、そのまま年末相場になだれ込み、年内いっぱいは上げ基調じゃないかなぁと考えています。

米国は大統領選が11月で、そこまでは株価を維持しようとするでしょう。そしてこちらも年末相場につながるので年内いっぱいは上げ基調ではないかと。

一旦調整が入るとしたら10月なんですかねえ。こればかりはわかりませんが。
年内はガチホで、値動きが良くない株は今年のうちに処分してしまうことをおすすめします。
(自己責任でね!)

そして忘れてはいけない「爆弾」と、パーキンスルールについて

次に大きな影響が出るとすれば、10月1週目の雇用統計ですね。
ここで市場予測より数字が悪いと、ドカンと下がる可能性が高いので注意が必要です。

景気後退の指標として、最近「サーム・ルール」が話題になりました。
「失業率の過去3カ月平均の値が、過去12カ月の最低値を0.5ポイント上回ると景気後退期開始の目安になる」というものですが、現在はこれに該当しちゃった状態です。

サーム・ルールが景気後退の指標であるのに対して、株価の指標となるルールがあります。
それが「パーキンス・ルール」です(ドヤァ。←自分も最近知った

具体的には「非農業部門雇用者数が減少に転じると、株価が下落に転じる」というものです。
過去85年間、雇用者数減少が13回あった中で11回は株価が下落していますので、勝率84%。

景気後退を掴むのも大事ですが、トレーダーとしては株価がどうなるかが一大事。
引き続き、指標を注視していきたいと思います。

 本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
あなたの明日が良い一日でありますように。

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